詩作4「点」

「点」

 

点は一次元。

点から線が伸びて、平面になると二次元。

平面に高さができて、立体になると三次元。

そこに時間が加わって、四次元なんだって。

 

自分より上の存在は認識できないそう。

三十七次元ですら三十八次元は知らない侘びしさ。

 

結局のところ 最後は点に帰結したりして。

点が全ての始まりなのだから。