文学フリマ東京35に申し込んだ話

8月23日(火)23:59が申し込み〆切ということで…

なんやかんや〆切日に結局申し込みました。

先着800ブースはとっくに埋まっており、抽選で出店の当落が決まるとのこと!

 

なんか11月の文フリ東京の会場はこれまでの第1展示場に加え、第2展示場も申し込みが1000ブースを超えたら使用するとか云々、まあ抽選ならないで余裕で当選っしょ、って思っていました。

 

ところがどっこい!

5日前の時点で1300近くの申し込みがあるとか。

第2展示場がどれだけの広さか分からないけど、合計で何ブースくらい収容出来るのだろうか。

意外と抽選で落選もありえるか?

 

コロナ禍前含めて、最大の申し込み数との公式アナウンスもあったので相当数の申し込みがあったんだね~。

文フリが更に盛り上がっているようで嬉しいです。

 

もしも落選したらしたで、一来場者として思いっきり会場を見て周るのも楽しそう。

ただやっぱり、申し込んだ以上は当選したいのも本音。

 

やっぱりあのお祭り感は出展者側で味わいたい。

抽選有無、当落結果は25日(木)に発表とのこと!乞うご期待。

 

気が付けば46日

 

気が付けば46日。

前回、こんなブログ記事を書いてから46日。

 

jyunkic.hatenablog.com

 

新刊出すぞ、と宣言してから46日。

何もせぬまま46日。

 

全く新刊進んでおりません。もはや新刊を出そうとしてたのかどうかも怪しい。新刊云々の前に1篇も小説を書いていない。

人間(ヒト)ってこういう弱い部分あるよね。弱い心に打ち勝てず、楽な方、楽な方へと流れていってしまう。

 

「あるある」と思った方は詐欺に遭わないよう要注意。

これは人間(ヒト)が弱いのではなく、私(じぶん)が弱いのです。自分という矮小な存在を人間という壮大な括りにすることで、さも重大事のように装う。詐欺師の常套手段です。喫茶店で勧誘します。

 

とまあ、怠け癖のお話でした。

サークル「柴のしっぽ」はメンバーを募集中。寄稿小説でいっぱいにしてページを埋めたいな…。

 

ただ、何かしらの新刊は出したいので男・善哉、印刷屋に注文申し込み…!

暫定ですが、文フリ東京当日はA6・30頁の何かが並ぶでしょう。

 

 

第33回文学フリマ東京(2021.11.23)に参加します!

タイトルの通り、

11月の文フリ東京に参加します。

 

これで2度目の参加となります。

初参加は前回の第32回文学フリマ東京(2021.5.16)なので連続参加です。

 

前回は割と〆切ぎりぎりに申し込んでも大丈夫だったので、今回も余裕かましてましたら先着ブースに溢れてしまい抽選となってしまいました…。

それでも結構早めに申し込んだのに!

 

もしかしたら5月に比べて、11月は参加者が多いのかもしれませんね。

そもそものブース数が多いのかも?(よく知らんけど。)

先着600ブースがあっという間に埋まったわけです。

 

そんなこんなで申し込みはしましたが、実際に出店できるか分からないまま悶々と過ごし、結果、抽選は行われず晴れて出店が確定しました!!

追加100ブース以上の申し込みから抽選とのことなので危なかったです。

初参加の申し込み時は半分勢いみたいのもあったので、なんだったら落ちてくれた方が有難いとすら思ってたのに不思議なもんです。

今回、抽選になって落ちてたら悔やんでも悔やみきれん。

 

もうね、当選メール来てすぐ、出店料支払いました。後回しにしたら絶対忘れる。

金も払ったことで、ほんとのほんとに出店確定ですわ。

 

 

11月は既刊「獏」を携え…、

というか私には現状「獏」しかないのですが。

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これが噂の「獏」だッ!

 

まあ初参加の時もこれだけだったし、とりあえず1冊ありゃ参加できるわけです。

これで11月まで寝てても大丈夫。

 

という絶対的な心の余裕を持って、新刊発行へ向けて頑張っていきます。

この心の余裕が大事なのです。決して無理してやらなくても何とかなるという、絶対的な心の余裕です。

 

今日は告知と、そんな新刊出す出す宣言で自らを追い込んで終わり。

 

詩作14「瞼を閉じて、グッドナイトベイビー」

 

夜空を見上げて

これはなんて星 あの星は?

星々を繋げて星座を描くなんて

昔の人はよく考えたものだ

僕はただ君が健やかに眠ることだけを願う

 

もしも君が悪夢を見ているようだったら

そんなシナリオは書き換えてしまえ

脈絡や整合性なんてあったもんじゃない

ご都合主義だって誰にも文句は言われやしないさ

 

どうしても君自身の手で出来ないようだったら

僕がデウス・エクス・マキナとなって君の夢に現れよう!

どうぞ良い夢を

 

さあ、夜長の姫よ

瞼を閉じて

グッドナイトベイビー

 

詩作13「へんしん」

朝、目覚ましが鳴っても起きれないのは平常運転

 

いつものようにお母さんに起こされて

目覚めの準備のスマホをチェック

 

君は私より10分早く起きていたんだね

なんだか可笑しくなっちゃった

 

でも、まだそのまま

簡単に返信はしないでおこう

 

これから朝の戦闘態勢、

完全無欠な私に変身するから

 

ママには悪いけど

今日の朝食はパスするかも

 

駆けろ!

7:42のバス停

 

詩作12「ラジオ体操第二」

目覚ましが鳴る前に目が覚めた

新しい朝だ

 

いつの日から

朝がこわいものになったのだろう

 

希望の朝だ

 

喜びに胸を抱けなくなったのは

いつの日からだろう

 

お兄ちゃんと行った神社の境内

毎日押してもらったスタンプ

 

その数がわたしの誇りだった

 

喜びに胸を抱け

彼女をがっかりさせるな

 

それ、いち、に、さん

 

詩作11「神さま、おしえて」

世界は朝から始まったのか

それとも夜から始まったのか

 

神さまはどうしたのか分からないけれど

わたしは毎日を過ごしている

良いことをして褒められたいし

悪いことはしたくない

 

毎日、今日の良かったことを思い出して

いつの間にか眠りたい

たまには反省することもあって

悪いことはもうしない

 

わたしはどこから生まれたのだろう

今日の後悔を胸に眠るのか

明日の希望を胸に眠るのか

 

今夜もブランケットに包まれて

どこかお日様のいい匂い

 

わたしはどこへ行くのだろう

どうか道端の菜の花を愛でるような

そんな気持ちで生きたいし

 

その為に 朝起きたらお母さんにおはようって言って

わたしは駆けていく

 

そんな素晴らしい朝

 

詩作10「薫風」

目が覚めるととても心地良い夢を見ていた気がする

同時にどこか寂しいような

 

みんな笑っていて 幸せで

 

私はそんな夢が好きだ

 

でも同時に 夢から醒めるのがとてもこわい

これは幻で そんなことなんて現実には起こらない気がして

 

朝、目覚めた私 まだベッドの中

これから朝ご飯を食べたら

その後はどうなることだろう

 

全ては私が決める

どうするのかも そうするのかも

 

できれば後悔はしたくないな

この気持ちの良い目覚めと共に

 

トーストを齧る

 

詩作9「青い朝」

朝焼けを見ようとした
青く、薄ずらむ空

赤く染まる空の前に
青い空が僕を迎えた

世界はここから始まる
青く広がる空

ここから始まる、僕の朝
何にも捉われない

ここから始まる

朝日が昇る空

 

詩作8「いであ」

「今回展示されるのはなんとも珍しい深海魚です」
夕方のワイドショーで流行りの水族館が特集されている

水槽の中に深海魚がぽつり
ひとり寂しく漂っている

「かわいそうだな」とわたし
この子はただ じぶんの住処を泳いでいただけなのに
せめて一緒にもうひとり 連れてきてあげればいいのに
「ひとりぼっちは寂しいよね」とわたし

ある日突然 あの広い深海から連れ去られ
ある日突然 この狭い水槽に閉じ込められ
この子はもう一生 あの広い深海へ戻ることはかなわないだろう
この子はもう一生 この狭い水槽から出ることはかなわないだろう


テレビの電源を切ると 暗い画面にわたしが映る
なんだか水槽の中にいるようだった

わたしは何処にいるのだろう

たとえ何処か 見知った近所を散歩しても
たとえ何処か 見知らぬ土地を旅行しても
あの子がいまとは違う水族館に行っても
いまいる水槽と大して変わらないように

わたしはこのワタシという殻から
解き放たれることはかなわないだろう


わたしはひとり水槽を漂っている
水槽はワタシであり ワタシはこの世界のすべて